末無川(すえなしがわ)は「鹿島の七不思議」とされているもの一つです。
子供の頃は「かしまカルタ」で「末無川はなぞの川」と覚えさせられた記憶があります。
末無川(すえなしがわ)は「鹿島神宮の東方にあって水の流れが地中に潜ってしまい末がわからない川」といわれています。
高天原を流れる末無川(すえなしがわ)は、長さ二百五十メートル、東に向かって流れ途中地下にもぐってしまいます。
■鹿島の七不思議
●御手洗の池
大人が入っても 子供が入っても水面が胸の高さを超えないといわれています。
宮造りの折一夜にして湧出したとも云われています。
池の横には長命水ともいわれる湧き水が湧いています。
●要石(かなめいし)
地震を起こす大なまずの頭を押さえているといわれる霊石です。
黄門光圀公が、七日七晩掘っても掘りきれなかったともいわれています。
●松の箸
鹿島山に生える松で作った箸はヤニが出ないといわれています。
●末無川(すえなしがわ)
鹿島神宮の東方にあり、水の流れが地中にもぐってしまい、末がわからないという川です。
●海の音
鹿島灘の波の音が、上の方(北)に聞こえるときは晴れ、下の方(南)に聞こえる時は雨といわれ、自然の天気予報ともいわれています。
●根上がり松
鹿島山(鹿島神宮の森)に生える松はすべて切り株から芽が出て、何度切っても枯れないそうです。
●鎌足藤
藤原鎌足の手植えのものといわれている藤の花で、花の多い少いで豊作・凶作が占えたと言われています。