■鹿島郡家(かしまぐうけ)・神野向遺跡(かのむかいいせき)・郡庁跡(ぐんちょうあと)

郡家とは奈良時代から平安時代の郡役所跡をいうそうです。
郡庁跡は郡司などの役人が政務を行った中枢の建物群があったところで、正殿(せいでん)・前殿(ぜんでん)という建物が並列して配置され、その周囲に一辺約五十メートルの堀立柱回廊が巡るという全国でもめずらしい形態をとされています。
奈良時代に編纂された『常陸国風土記』の鹿島の条では、「社(鹿島神宮)の南に郡家(郡役所)あり』と記載されています。

鹿島郡家
鹿島郡家・神野向遺跡・郡庁跡
鹿島郡家
鹿島郡家・神野向遺跡・郡庁跡
鹿島郡家
鹿島郡家・神野向遺跡・郡庁跡
鹿島郡家
鹿島郡家・神野向遺跡・郡庁跡